なぜ、みなさん、歯科美容整形であるホワイトニングをしたがるのでしょうか。髪の毛の色や皮膚の色、そして目の色などが遺伝によって異なるように歯の色も遺伝によるものもあります。歯の表面はエナメル質という半透明色の硬い組織で覆われていて、エナメル質の中には黄褐色の象牙質という組織があり、さらにその中には歯髄があります。したがって歯の色は、エナメル質と象牙質の色で決定されます。
年齢とともに黄褐色の象牙質の厚みが増し、逆にエナメル質はどんどん薄くなるので、加齢により歯は黄ばんで見えるようになるのです。こうなってくると、どんなに歯磨きで歯の表面の汚れを落としても、自分の歯は黄色いと思われている人は、遺伝か年齢の黄ばみだと理解したほうが良いと思われます。遺伝や加齢での歯の変色はホワイトニングで白く漂白することができますが、歯科治療、外傷などが原因となっている場合は、ホワイトニングだけで改善することは困難です。
こうなると、ほとんどの場合、歯科美容整形を越えて、白くするにはセラミックなどの歯を入れることを勧められます。歯科美容整形である、ホワイトニング治療を受けるにあたって、自分の歯は何色なのか、歯の色の種類を知っておいたほうが良いでしょう。歯の色には様々なタイプがありA,B,C,Dタイプに分かれます。それらを明度順に並べます。たとえばホワイトニングでは、D3シェードがA1シェードになったというような言い方をします。
最も歯が白くなりやすいのはAタイプであるといいいます。最も歯が白くなりにくいのがDタイプです。日本人の平均は、A3~A3.5の色だといわれています。シェードとは色の明るさ、色調のことで、通常、歯科クリニックで歯の色見本のシェードガイドで色あわせを行っていきます。人から見て歯が白いと感じる明度は、大体A1以上です。A1よりも高い明度にB1があり、国際標準のVITAカラーで最も明るいものになります。B1以上の明度を望む人には、ホワイトニングカラーといい、4段階に分かれています。01が最も明るくなります。