さて歯科美容整形であるホワイトニングには過酸化水素、過酸化尿素を使用するとありますが、安全面ではどうなのでしょうか。過酸化水素はオキシドールと同じ成分で、濃度が36%以下ならば低濃度のものとして体内に入っても害がないものとされ安全で広く普及していますが、濃度が36%以上の高濃度のものになると爆発の危険性があるのです。過酸化尿素は、水分にふれるとすぐに酸素と尿素に分解されます。
尿素はもともと人間が尿として排泄しているものですから、危険性はなく安全性の高い薬剤といえるでしょう。歯質を損傷したり、軟化したりすることなく安全に白くすることができるといえます。過酸化水素についてもFDA(米国食品医薬品局)で安全性が認めらおり、ホワイトニング剤自体はその安全性をADA(米国歯科医師会)が認めています。歯科美容整形大国といわれるアメリカでは約20年前から歯のホワイトニングは行われており、各大学の研究でもその安全性は確立されているのです。
歯科クリニックで行うオフィスホワイトニングの場合、ホワイトニングに使用する光や熱は最新工学技術を使用して紫外線や赤外線をカットしており発熱はなく安全なのです。概して日本では、各歯学部、歯科大学の研究室でもホワイトニング剤についての研究が行われており、多くの歯科研究室では論文も多数出されていますが歯のホワイトニング剤の安全性は保障されています。
高頻度で発生する痛みの原因は、知覚過敏でズキズキと痛みますが、ほとんどが一過性で短期間に治りますが、痛みが長時間持続するような場合は、歯髄炎(歯の神経が炎症を起こしている)の可能性があります。必要に応じて痛み止めをもらいましょう。この場合は、夜も眠れないくらいに痛むはずです。歯科美容整形であるホワイトニングでこの歯髄炎が発生する原因は2つ考えられます。一つはレーザーなど、高温度が発生するマシーンを使用した場合、二つめは歯に深いクラックがあり、そこに薬剤がしみこんだ場合などがあげられます。